【皆どうしてるの⁈】50代の大人女性を悩ます白髪と上手に付き合っていきましょう!
2021/05/23
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2021/05/23
池袋西武9階の美容室AIR池袋塩澤です。
今回お話ししたいのがこちら!
『50代大人女性の白髪問題』です!
この年齢になるとほとんどの方が白髪染めをされていますよね。しかも頻繁に染めなくてはいけない方も多いと思います。
そこで疑問に思うのが、皆どのくらいの周期で染めているんだろう?だったり、そもそもどんな色が良いの?だったり頭皮や髪へのダメージって大丈夫?ってところだと思うんですよね!
そこを僕なりの考えで解説できたらなと思います。
では早速見ていきましょう!
あ、流石に50代の方々の中にはあまりいらっしゃらないと思いますが白髪は抜いたらダメですからね!
はい、絶対ダメですからね!
少し話が逸れましたが本題に戻ります。
まずはなぜ白髪になってしまうのかを簡単に説明すると
出典:DEMI
地毛の色はメラニンによって決まります。
メラニンはメラノサイトというメラニンを生成する場所で生まれ、髪に取り込まれる事で髪に色が付いていきます。
この一連の流れが何らかの原因により滞ると、うまく髪にメラニンが運ばれずに白髪になってしまうという訳ですね。
ではどんな原因があるのか見ていきましょう。
①加齢
いきなりどうしようもない原因で申し訳ないですが、避けては通れないですよね。
加齢によりメラニン色素を作るのに必要な酵素が現象する事が原因として考えられます。
②遺伝
個人的には遺伝はかなり影響があるように感じますが、医学的にはっきりと証明されている訳ではありません。
メラニン色素が髪に送り込まれにくいという体質に原因があり、若白髪は遺伝の影響が強いと言われています。
③栄養不足
ミネラル、アミノ酸、ビタミンなどの栄養素は毛母細胞や、メラノサイトが活発に働く為に大変重要です。
日本人の食事も欧米化の進みや、過度なダイエットなどで偏ったものとなりがちです。必要な栄養素が不足すると白髪の原因となります。
④生活習慣
はい、これは僕も耳が痛いですが規則正しい生活は白髪予防とい点でも大切です。
一般的に夜間は副交感神経が優位となり、成長ホルモンが分泌されます。
しかし不規則な生活やスマホやパソコンを寝る直前まで見てしまうと交感神経から副交感神経への切り替えがうまくいかず、毛根に必要な栄養素が運ばれない事で白髪の原因となるのです。
⑤ストレス
ストレスを感じずに生きていく事は不可能かもしれませんが、過度なストレスは白髪の原因になる事があります。
過度なストレスを受けると自律神経の乱れを引き起こし、筋肉の緊張や血管が収縮します。それにより血行不良となり十分な栄養が毛根に運ばれず、白髪の原因となる事があります。
ストレスを貯め過ぎない様に、自分なりのリフレッシュ方法を見つける事は大切ですね。
⑥喫煙
愛煙家の方々には悲報かもしれませんが、喫煙によりニコチンが体内に入ると血管が収縮し血行不良になります。血行不良は白髪の元です!
少しでも白髪を減らしたいのなら禁煙を考えるべきかもしれません…
⑦紫外線
これはあまり知られていないかもしれませんが紫外線も白髪の原因になり得ます。
特に注意すべきは分け目です!
頭皮に過度の紫外線を受けると、毛母細胞やメラノサイトがダメージを受け白髪の原因に。
紫外線は夏だけのものではありません!しっかりと対策をしましょう。
なんだか分け目に白髪が多いなと感じた事はないですか?それ紫外線の影響かもしれません。
いかがだったでしょうか?
いくつか当てはまるものがあった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
皆さんは既に白髪でお悩みのことと思いますが、上記のような原因を知り改善する事でこれ以上白髪が増えるのを抑制できる可能性はあります。
次にファッションカラーと白髪染めの違いを解説します。
ここは詳しく解説すると小難しい話になってしまうので、極力簡単に説明すると…
・ファッションカラーは白髪は染まりません。しかし鮮やかな発色を表現できます。
・白髪染めはその名の通り白髪が染まります。しかしファッションカラーに比べて鮮やかな色味の表現は苦手です。
白髪を染める為にはブラウンが必要です。
つまりファッションカラーは綺麗な色味を出すことに特化しており、ブラウンはほとんど入っていません。
白髪染めは白髪を染める為にブラウンが沢山入っています。その分色味は少なめといったイメージで大丈夫です。
はい、では本題に入っていきましょう。
まず白髪染めといっても現在多種多様な物があり、そのカラー剤の特徴というのも様々です。
現在主流になってきていると感じるのは、日本人特有の髪の赤味を抑えながら染めていくという物ですね。
ひと昔前までは白髪染めは暗くしか染める事ができないや、赤味が出てしまう(アッシュが表現しづらい)などという事もありましたが、今ではほとんどそんな事もありません。
こちらの記事でも書きましたが、個人的には白髪染めはあまり暗い色ではなく明るめの方が根元が伸びてきた時に馴染みが良いと思います。
50代大人女性という事である程度の白髪があると仮定してのおすすめは
根元は白髪染め・毛先はファッションカラーと白髪染めのミックス
これはカラー剤のそれぞれの特徴を最大限生かせる方法だと思います。
白髪が少ない場合は毛先のカラー剤をファッションカラーのみで発色重視でも良いのですが、白髪が多い場合にそれだと白髪が浮いてしまいます。
そんな時にファッションカラーと白髪染めのミックスが活躍するんですよね。
お客様の状態に合わせてミックス比を変更していくので、幅広いオーダーに対応できます。
そして3〜4週間後に根元のリタッチをします!
さらに3〜4週間後に全体染めをするという周期がおすすめです。
わかりやすくまとめると
全体染め→リタッチ→全体染めという流れをおおよそ2ヶ月で回していくという感じです。
カットは全体染めのタイミングがちょうど良いと思います。
この全体染めの間にリタッチを入れてあげるのがポイントで、白髪がある程度の量生えてくると2ヶ月に1度のカラーでは間に合いません。あ、どの程度で気になるかは個人差はあるかとは思いますが…平均的に。
これで極力根元の白髪を目立たせる事なく、ヘアスタイルも綺麗に維持できるはずです。
ずばり『アッシュなどの寒色系』です‼︎
白髪染めは赤みを抑えたものが増えてきましたが、それでもやはり褪色してくるとオレンジ色に振れる事が多くあります。これは白髪を染める為にブラウンが多く配合されている事もありますし、そもそも日本人は赤味が強い人種です。
赤味を抑えつつ綺麗な色に染めたい。そこで登場するのが寒色系のお色味です。
【赤〜オレンジ】といった暖色系の色を抑えることのできる補色が【緑〜青】なんです。補色をぶつけると双方の色味は相殺されニュートラルなブラウンとなるんですね。つまり寒色系のカラーが赤味を抑えながら綺麗に色を発色させることのできる色なんです!
はい 、これもとても大切な事です。
サロンで綺麗な髪色になり、トリートメントでケアしツヤツヤな髪になっても日頃のお手入れが間違っていると綺麗な髪を維持することはできません。
基本は
サロンで取り扱っているシャンプー&トリートメント&アウトバストリートメント
を使用すれば間違いないです。
サロンで取り扱っているものはドラッグストアなどで手に入る商品に比べればお安くはないかもしれませんが、その分有効成分はお値段に見合った物が配合されています。
では竹内的おすすめ商品をご紹介致します!
【EraL】シリーズです。
こちらはエイジングケアに特化した商品となっております。
老化の原因となる活性酸素を頭皮&髪の両方で抑制する効果のあるシリーズです。
細胞本来の働きを取り戻し、髪を本来の潤いのある艶やかな髪へ導いてくれます。
大人女性のお悩みをしっかりカバーするEraLシリーズ!是非お試しください。
そしてアウトバストリートメントのおすすめがこちら!
知らない人はいないという位にメジャーな商品ですね。
セラムCMCミスト
髪の修復に特化したヘアケアアイテムです。使用感がとても軽いので、ボリュームが出なくてお悩みの方でも安心して使っていただける商品です。
使い続けることで髪が元気になっていくのを感じる事ができます!間違いなくおすすめです。
そしてもう1つ大切な事が頭皮ケアです。
白髪を染めていく場合一般的に頭皮にカラー剤をべったりと塗って染めていきます。そうする事で白髪の染まりが良くなります。
白髪が染まるのは良いけど『頭皮は大丈夫?ダメージはないの?』と心配されている方もいらっしゃると思います。
結論から言うとセルフカラーは危険だと思います!
なぜかと言いますと、
・染める前の頭皮保護が難しい
・シャンプー後の頭皮、髪のケア(pH調整)ができない
塗布の仕方や放置時間など上げればきりがないのでとりあえず上記の2つについて軽くご説明します。
まず染める前の頭皮保護ですが、当然カラー剤は髪や頭皮に対して良いものではありません。そんなカラー剤から頭皮を守る(刺激を抑える)オイルやスプレーは頻繁にカラーを繰り返す大人女性にはとても重要なものだと言えます。
そしてカラー剤を流し終えた後のpH調整ですが、頭皮・髪は本来弱酸性です。しかしカラー剤はアルカリ性。カラー後のアフターケアとしてしっかりpH調整を行わないと髪はもちろん頭皮、毛穴にもダメージが及ぶ可能性も。
という具合にセルフカラーは様々なトラブルを巻き起こす可能性を秘めています。
頻繁に染める大人世代こそサロンで正しいケアを受け、美髪をキープしましょう!
はい、今回は50代の大人女性の白髪問題について書きました。
ちょっとボリューミーな内容だったかもしれませんが、50代の大人女性世代は染めてもすぐに目立つ白髪に悩まされがちだと思います。
そこでいつものカラーリングの周期中に1度リタッチを挟んであげる。これだけで綺麗が長続きするんです。
そして白髪染めはサロンで施術する。これも大切なポイントです。ダメージコントロールをしながら美しい髪を保つにはやはりプロに任せるのが1番。
是非お悩みの方は1度ご相談下さい!
お客様一人一人のお悩みに寄り添い、最適なメニュー、ヘアスタイルをご提案させていただいております!顔色がよく見えるカラーや、ハイライトなどの施術にも自信があります。是非お任せください!
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白髪を抜くのは『ダメです‼︎』 何のメリットもありません。 ではそもそもなぜ白髪になってしまうのでしょうか? その原因を知る事で、白髪を抜いても何の意味もない事がご理解いただけると思います。 ②そもそもなぜ白髪になってしまうのか 実は髪の毛に元々色はついていません。 髪に色を付けているのはメラニン色素です。 出典:DEMI メラニン色素はメラノサイトで作られ、髪に供給される事で黒髪になります。 白髪になってしまう髪は何らかの原因でこのサイクルが乱れメラニンが作られなくなってしまったり、メラニンは作られていてもうまく髪に供給されない事で髪に色を付ける事ができず、白髪になってしまいます。 白髪の原因について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
メラニンがうまく髪に供給されない理由はいくつかありますが、今回は出始めの白髪だと仮定してお話すると『加齢によりメラニンを産生、またはうまく供給できなくなった毛穴からはその後もずっと白髪が生えてきます!』 という事は白髪を抜いてもその毛穴から新しく生えてくる髪は白髪という事です! 抜いても抜いてもまた生えて来るのは白髪。その事から『白髪を抜くと、更に白髪が増える』という迷信が広まったのではないでしょうか。 実際のところは白髪を抜いても増える事もなければ減る事もありません。 毛穴からは通常2〜3本の毛が生えています。この中の一本が白髪になったとして、メラニンを作るメラノサイトは各毛根ごとに独立しているので、1本抜いたところで他の毛根のメラノサイトには影響はありません。 ◆抜くと白髪が増える可能性も… いやいやいや、さっき白髪を抜いても増えないって言ったよね⁇という声が聞こえてきそうですが、実は新説が浮上中なのです! 出典:DEMI その鍵を握るのが毛乳頭よりももっと頭皮に近い場所にあるバルジ領域と呼ばれる場所です。 実はこのバルジ領域に毛母細胞やメラノサイトを生み出す幹細胞が存在している事が近年の研究により発見されたのです。 白髪を無理に抜く事でバルジ領域を傷つけてしまうとメラノサイトを生み出す幹細胞が作られなくなり白髪になってしまう可能性があるという事です。 通常1つの毛穴からは2〜3本の髪の毛が生えていて、バルジ領域を共有しています。という事はバルジ領域で幹細胞を作る事ができなくなるとその毛穴から生える髪の毛は全て白髪になってしまう可能性もあるという事です。 これは怖いですよね…いわゆる白髪を抜くと増える説が真実味を帯びてきました。 しかしあくまで可能性の話であり、バルジ領域の研究が更に進めばもっとはっきりした事がわかるはずです。
どちらにせよ白髪は抜かない方が良さそうですよね? ③白髪を抜くデメリット 上記で説明した様にバルジ領域を傷つけ白髪が増える可能性がある。 また髪にはヘアサイクルと呼ばれる成長周期があります。
健康な髪であれば一般的に2年〜6年で【成長期】→【退行期】→【休止期】というサイクルを経て自然に抜け落ちていきます。ちなみに頭皮に生えている髪の大多数は成長期にあり、伸び続けています。 しかし白髪を抜くという行為はこのヘアサイクルを乱し、最悪の場合その毛穴から毛が生えてこないなんて事も! これは怖いですよね…眉を抜きすぎて生えてこなくなったというのと同じですね。 更に無理に抜く事で毛穴が変形し、次に生えてくる髪の毛が癖毛になる可能性もあります。 また無理に抜く事で毛穴が炎症を起こす事もあります。 ④白髪を抜く意外の対処法 白髪を抜く事がいかにデメリットが多いかという話をしてきましたが、ではどう白髪と付き合っていけばいいのでしょうか? ◆白髪をカットする これは白髪を抜くではなく、根元からカットするといった方法です。毛根や頭皮に負担もかからないですし、手っ取り早く白髪を排除できます。白髪が出始めでまだそんなに多くないという方はオススメです。 ただ白髪の生えている場所によっては根元からカットした毛が少し伸びてきた時にピンッと立ってしまい悪目立ちする事もありますので、注意が必要です。 白髪の量が割と増えてくるとこの方法は限界があると思いますので白髪染めを検討しましょう。 ◆サロンで白髪染めをする 美容師としてはもちろんこの方法が1番オススメですよね。 一言に白髪染めと言ってもどの様な選択肢があるのかみていきましょう。 ◆カラーをしていない方の場合 カラーをしていなくて黒髪状態、そこにちらほらと生えてきた白髪が気になるという場合に ヘアマニキュアという選択肢があります。へマニキュアは髪の表面をコーティングする様に染まるカラーで白髪の部分にだけ色がついて見えます。特に髪を明るくしたいなどのご希望がない場合は地毛の色に近い色味で染めてあげる事で、白髪は目立ちにくくなります。 また何と言ってもヘアマニキュアの特徴はダメージがほとんどない事です。むしろ髪がコーティングされる事で艶が出て見えます。 ヘアマニキュアの注意点は髪を明るくしたい時になり辛いという事がある点です。髪をコーティングする様に染まっているので、お洒落染めなどのアルカリカラーで染めようとした時に色が入っていかず思った様な仕上がりにならないという事があります。ヘアマニキュアで染める場合は、今後しばらく明るくする予定はないかなどお後の予定を考慮して染める事をオススメします。 ◆お洒落染めから少しづつ白髪染めに移行していく 白髪染めと聞くとちょっと抵抗があるという方もいらっしゃると思いますが、お洒落染めも白髪染めも髪が染まる仕組みは同じです。 違いを簡単に説明すると お洒落染め:クリアな発色・豊富な色味 白髪染め:ブラウンベースの色味・色味ちがいい と言ったところです。白髪染めは白髪を染める為にブラウンが多く配合されているんですね。 白髪がそんなに多くない場合はいつものお洒落染めに少し白髪染めの薬を混ぜるだけで綺麗に染まる事もあります。 お好みの色味は維持しつつ、白髪もカバーする事は可能です。 また明るめでも白髪を染める事は十分にできるので、白髪染めにすると暗い色にしか染められないのではないかという心配は全くする必要はありません。 お客様の白髪の量とご希望のデザインに合わせてご提案させていただきますのでご安心ください。 ◆セルフで染める 美容師としてはオススメできる方法ではありませんが、何かしらの理由でどうしてもサロンに行く事ができないという方はこちらをご覧ください。 ⑤まとめ いかがでしたか? 白髪を抜くという行為はその瞬間は気になる白髪がなくなりすっきりするかもしれませんが、後の事を考えると何もいい事はないと理解していただけたでしょうか?むしろ毛根や頭皮に対して悪いことしかありません。 『絶対に白髪を抜くのはやめましょう!』 白髪は抜くではなく根元からカットをするか、カラーリングをする事で対処する様にしましょう。白髪は30代半ばから生え始める方が多く、その後も長い付き合いとなります。 ある程度まとまった量の白髪が生えてくる段階になると、何かしらのカラーリングをするという選択肢を選ぶ方が大多数だと思います。 その際は是非我ら美容師にお任せいただければと思います。白髪染めという技術は大変奥が深く、経験と知識がものを言います。 カラーは致命的な失敗の場合、元の状態に戻す事は不可能です。 いつまでも綺麗に過ごしていただく為にも、サロンでの施術をオススメします。