ヘアマニキュアを使ったハイライト白髪ぼかしカラー
2023/05/26
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2023/05/26
池袋駅直結、西武池袋本店9階の美容室air池袋の竹内です。
ヘアマニキュアとハイライトを組み合わせた、ジアミンアレルギー方向けのカラーを日夜研究している訳ですが、実際の施術例をご紹介したいと思いまして筆を取らせていただいております。
僕の記事を見にきていただくのが初めての方の為に、軽くどんな施術なのかをご説明させていただきます。
こちらはジアミンアレルギーの方でも安心して施術できるカラーの方法はないかと色々と試行錯誤した上で生まれたカラーでございます。
ヘアマニキュアは極めて安全ではありますが、黒髪を明るくする事はできません。
ヘアマニキュア以外のノンジアミン系のカラーも明るくできるものはほとんどないと思います。
そうなんです…悔しいかな明るくしながらも髪に様々な色を発色させていくというのはジアミン配合のカラーの最大の利点なんです。
しかしジアミンアレルギーがある以上使うわけにはいきません。
そこでヘアマニキュアでも何とか明るく染めることはできないかというところから、ハイライトであらかじめ明るいところを作ってから、ヘアマニキュア塗ることで明るく染める事ができるいう施術です。
※ハイライトとはライトナーやブリーチを使って筋状に明るい部分を作ることです。
ハイライトに使う薬剤は脱色を目的としたものですので、ジアミンを含む染料は配合されていません。
ではどのような工程なのか紹介していきます。
まずは明るい部分を作る為にハイライトを入れていきます。
土台作りですね。
この時入れたハイライトの太さや量によって仕上がりの明るさに影響します。
ここからは僕の経験談ですが、既に他のサロンさんやご自身で何かしらのノンジアミンカラーをされている場合、髪の色が抜けづらい傾向にあります。
仕上がりのイメージをお客様と相談しつつ髪の状態を見させていただいてハイライトをどの程度の明るさにするか決めていきますが、最近はブリーチで施術する事が多いですね。
やはり何かしらの染料が髪に残留している事が多いので、ブリーチでないと今ひとつ明るくならない事が多いです。
また、白髪と馴染ませるという意味でもある程度ハイライトに明るさがあった方が良いです。
ここでちょと注意していただきたい事があるのですが、稀にブリーチでもほとんど色が変わらないという方がいらっしゃいます。
僕が経験した事があるのは『和漢』で染めているという方はびくともしなかったですね…
加えて『ヘナ』で染めている場合も明るくなりずらかったり、ムラになる事が多いです。
髪の状態によっては明るくする事ができないという場合もありますのでご理解いただければ幸いです。
はい、こちらがハイライトが入った状態ですね。
明るく筋状になっているところがそうです。
このお客様はブリーチを使用しました。
この明るいところの量が多ければ多いほど仕上がりは明るくできます。
土台が出来上がったので、上からヘアマニキュアを塗布していきます。
こちらが仕上がりとなります。
白髪とハイライトが馴染んで良い感じですね。
上からヘアマニキュアを塗布していますので、それほど派手な印象ではないと思います(僕の主観ですが)
染める頻度が1ヶ月に1度位の方は2回に1度ハイライトを入れると根元の白髪との馴染みを維持できると思います。
周期が長めの方はハイライトの根元も伸びてしまっていると思うので、カラーの度にハイライトを入れた方が良いですね。
ここまでお疲れ様でした。
今回はハイライトとヘアマニキュアを使用した、ジアミンアレルギーの方でも施術可能なカラーをご紹介しました。
ハイライトは白髪ぼかしの効果があるのも嬉しいポイントですね。
ただ良いことばかりではないのは、へアマニキュアの色味の少なさですね。
サロンの主役であるアルカリカラー(いわゆる普通のカラー)には到底敵いません。
そもそもの染まる仕組みも違いますので、比べるものでもないですが…
ですので、透明感のあるアッシュ系など多くの方が綺麗な色だな〜と感じるような色味は正直難しいです。
ここは隠しても仕方ありませんからね。
あくまでアルカリカラーをアレルギーなどの理由で使用できなくなった方で、ノンジアミン系のカラーの暗い色が嫌だという方の光明になればという施術でございます。
ジアミンアレルギーであっても多くの方は白髪をそのままにしておくという訳にもいきませんからね。
どうせ染めるのではあれば、アルカリカラーのようにはいきませんが少しでも楽しみながら染めていただきたいと思います。
ハイライトを入れる度に明るくなりますし、育てるカラーのようで楽しいですよ。
是非お悩みの方はご1度相談いただければと思います。
以上、竹内がお届けしました!
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