黒く染まった白髪染めを明るくする方法。白髪染めをやめる？傷みを最小限に抑えて透明感カラー
2023/09/10
40代、50代のあなたに質問です。
美容師さんに断られたこと無いですか？
「黒く染めた白髪染めは明るく出来ないっす！すみません！」
みたいなやつ。
それで多くのお客様（美容の知識が少ない大半の方々）が諦めています。
ですよね？
それでも何とかして欲しい！
そう言った方が僕の所に多く駆け込んで来ます。
今回は港区新橋駅から徒歩1分、air-GINZA tower 久本芳生がこの問題を解決していきたいと思います。
最後までお付き合いください。
なぜいつも明るい白髪染めをオススメしているのか
なぜ僕がいつも明るい白髪染めをオススメしているのか。
そこをしつこく推している。
それには大きく分けて4つの理由があります。
1. 若々しさを保つ：明るい色はお肌を引き立て、より若々しさを感じさせることができます。若くありたいという女性の強い願望の後押しになります。男性もですね。僕なんてもう何年も金髪です笑 若くいたいですから！
2. 自然な印象：明るい色は白髪が自然に混ざり、地毛とのコントラストが少なく、違和感が少ないです。これはかなり大きい理由です。その事は沢山記事にしてきました。是非、バックナンバーをご覧下さい。
3. メンテナンスがしやすい：明るい色は新しい白髪の成長が目立ちにくく、頻繁な染め直しが必要ないことがあります。確かにプリンにはなりやすい。しかし、白髪を目立たせたく無い！という事を考えると明るい方が断然良いです。
4. トレンディさ：明るい色はファッション的な選択としても人気で、個性的なスタイルを楽しむことができます。白髪染めはカラーを楽しめない、みたいな昔の考えは捨てて欲しいです。現在の技術はかなり進んでいます。お洒落な、透明感のある白髪染めを楽しんで欲しいです。
黒く染まった白髪染めを明るくする方法
色素の濃い白髪染めをずっと繰り返していると、本当のヘアカラーというものを楽しめません。
白髪はどうしても生えて来てしまうので、少しでもカラーを楽しむ為に、まずは生えて来た白髪染めを明るく染めて欲しいです。
しかし、既に黒く染めてしまった白髪染めをどう明るくしていくのか？
それには何種類か方法があるのですが、ほとんどの場合はハイライトカラー、もしくは明るくなる力の強いカラー（ブリーチなど）で染める事が多いです。
ハイライトも悪く無いのですが、どうしても限界があります。
わざと明るい線を入れてムラにして、既に染めた所とこれから染める境界線をぼかす。
それが悪い訳では無いのですが、ムラに見えるのは少し抵抗がありますよね？
そんな方にはこちら、
ケアブリーチ
これを使って明るくします。
ケアブリーチと言っても、人それぞれに薬剤の作り方が違って来ます。
でもケアと付けているのはどういう意味かというと、少しでも髪に負担が少なく明るくするという事です。
でも、勘違いしてほしく無いのは、
少なからず、ダメージは与えてしまいます。
これは誤魔化したく無い事実です。
色素の濃い白髪染めを全くダメージ無く明るくする事は不可能です。
ブリーチは使います。
でも。力をコントロールして使います。
そして今回はどう言ったプロセスで明るくするのかをご紹介します。
まずは、暗い、黒い白髪染めはこんな感じ、
ほぼ黒い。
白髪との境界線もご覧の通り。
そこでこの暗い部分にケアブリーチをして明るくします。
でも、一回で明るく出来ないので、まずは色をケアブリーチで抜いて、その上からカラーをします。もちろん白髪もぼかします。
色を抜いたらどうなるか？
こんな感じでオレンジになります。
このオレンジはカラー剤の成分上、白髪染めの色を抜いたらいたしかたない。
だから一度、濃い白髪染めの色素を抜いてシャンプーした後に、今度は２回目のカラー。
新しく生えた白髪を明るく染めながら、オレンジの毛先に透明感を出します。
すると、
こんなに綺麗なベージュ系カラーに。
ちなみに明るさは調節出来ます。
この暗さから、
この透明感。
でも、何度も言いますが、
傷み、ダメージはゼロではありません。
パーマとか縮毛矯正とか既にダメージがある人はカウンセリングでお断りする事もあります。
そこだけはご了承下さい。
他にも、
もっと白髪が目立たなく明るくしたい！
白髪染め、もうやめたい！
という方にもケアブリーチはオススメ。
ここまで綺麗に抜けます。
でも、ダメージはゼロでは無いです！！
最後に
いかがですか？
何度も言いますが、ダメージはあります。
決して0では無いです。
手触りも落ちます。
確実に落ちます。
しかし、それ以外のメリットにも目を向けて欲しいです。
白髪染めの頻度を下げる。
お洒落なカラーができる。
一度明るくしてしまったら後は簡単です。
新しく生えてきた根元の白髪を明るく染めて、明るいけどオレンジに偏った毛先に色を入れる。
それだけでお洒落にカラーリングを楽しめます。
是非、一度ご相談ください。
