髪質改善Q &A
2025/12/25
こんにちは！
AIR-KURUMEの安田です！
「髪質改善」という言葉をよく聞くようになりましたが、
実際には何をしている施術なのか、正しく理解できている方は意外と少ないかもしれません。
トリートメントとの違いは？
本当に髪は良くなるの？
逆に傷むことはないの？
髪質改善は、髪の状態や履歴によって結果が大きく変わる、少し繊細な施術です。
だからこそ、正しい知識を知っておくことで「失敗しない選択」ができるようになります。
今回は、お客様からよくいただく髪質改善に関する疑問を、Q&A形式で分かりやすくまとめました。
髪質改善は「トリートメント」と何が違うの？化学的な違いは？
一般的なトリートメントは、髪の表面をコーティングして手触りやツヤを一時的に良くするものが中心です。
一方、髪質改善は髪の内部にあるタンパク質や水分バランス、pHに働きかけ、髪を安定した状態に整えることを目的としています。
化学的には、内部補修や結合の安定化を行う点が大きな違いです。ただし「髪質改善」という名前でも内容はサロンごとに異なりますのでそのあたりは美容師さんに確認した方が良いかもです！
髪質改善でビビリ毛になることはある？
可能性はあります。
髪質改善は比較的優しい施術ですが、髪の体力以上の薬剤や熱を使った場合や、ダメージ履歴を正確に把握できていない施術では、ビビリ毛になることがあります。
特にブリーチ毛や縮毛矯正を繰り返している髪は注意が必要です。髪質改善は「安全な施術」ではなく、「見極めが重要な施術」です。
細毛と太毛で髪質改善の効果は違う？
効果の出方は違います。
細毛の方はツヤや柔らかさ、まとまりを感じやすい反面、やりすぎると重さや硬さが出やすい傾向があります。
太毛の方は広がりやゴワつきが落ち着きやすいですが、一度で劇的な変化を感じにくく、継続が必要な場合もあります。
髪質に合わせた施術が重要なのでそのあたりが美容師の技術力の差だと思います！
髪質改善でカウンセリングが一番重要な理由は？
髪質改善は目的によって施術内容が大きく変わるためです。
クセを抑えたいのか、ダメージを補修したいのか、手触りを良くしたいのかによって、適切なアプローチは異なります。
カウンセリングが不十分だと、必要以上の施術をしてしまったり、仕上がりのイメージがズレたりする原因になります。
髪にとって「やらない判断」をするためにも、カウンセリングは最も重要です。
髪質改善後に使ってはいけないシャンプーは？
洗浄力が強すぎるシャンプーは避けた方が良いです。
髪質改善後の髪は内部と外部が整い、デリケートな状態になっています。
洗った後にキシキシする、必要以上にスッキリするシャンプーは、効果を早く落としてしまう原因になります。
アミノ酸系などの優しい洗浄成分で、保湿力のあるシャンプーがおすすめです。
まとめ
髪質改善は、ただ「やれば髪が良くなる」魔法の施術ではありません。
髪の状態を正しく見極め、目的に合った施術を行い、
さらにホームケアまで含めて初めて本来の効果を発揮します。
大切なのは、流行りや言葉だけで判断するのではなく、
自分の髪にとって本当に必要な施術かどうかを見極めること。
正しい知識を持つことで、髪質改善はあなたの髪を扱いやすく、
長く美しく保つための大きな味方になりますので是非参考にして下さいね！
