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【縮毛矯正】失敗の原因と対処法

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【縮毛矯正】失敗の原因と対処法

こんにちは!

久留米店の副店長安田です。


今回も縮毛矯正についてのコラムですが、


今回は【失敗例】からその原因とそれに対しての対処法を書いて参りたいと思います。


是非ご覧下さい


縮毛矯正の失敗が多い原因とは


縮毛矯正とは簡単に言うと薬剤による力とストレートアイロンなどの熱の力により、うねった髪を真っ直ぐにする施術のことを指します。


縮毛矯正が成功して髪が真っ直ぐになると、艶が出て、手触りもサラサラになります。


何故艶や手触りが良くなるのかというと.....


→→→髪が真っ直ぐになると光の反射が一定になり、天使の輪のような艶がでる


手触り→→→髪の断面の凸凹が無くなるため指通りが滑らかになる

と、いうことです。


こんな仕上がりになる為の縮毛矯正は本当に技術力のいる施術になります。その人の髪質やクセの強さなどをみて、薬剤の選定、薬剤の塗布量、放置時間、アイロン技術などで仕上がり具合は変わっていきます。美容師としても、もっとも技術力、経験や知識を兼ね揃えたうえで縮毛矯正に挑んでいかないと100%の仕上がりにはならない難しい技術なのであります。



施術工程からみる縮毛矯正の難しさ


前処理


縮毛矯正の薬剤をつける前に前処理としてトリートメントで補修や薬剤が浸透しやすいように処理していきます。前処理をした方が髪に負担をかけずに施術することができます。


前処理剤も様々あるのですが、縮毛矯正の薬液をつける部分。クセがある場所につける前処理剤と薬液は付けないが髪を保護、修復をかねてつけていく前処理と、細かく計算して前処理をしていくのです。


一剤薬剤塗布


髪をブロック別に細かくとり慎重に塗布していきます。髪の内部を分解してうねりが伸びやすい状態にしています。薬剤を伸ばしすぎるとダメージの原因に、塗りむらや塗り残しがあるとうねりがとれない原因になります。ここで美容師の技術力に差がでます


中間水洗

一度一剤を流します。流す際にお湯の温度が高いと流してる間も薬剤の力が強くなりダメージに繋がりますので少し緩い温度で流します。

しっかりと一剤をかみに残さないようにかなり丁寧に流します。


アイロンの熱で伸ばす


髪を乾かしてから、ストレートアイロンで髪11本に熱を通します。大体160°180°の高温でアイロンを入れますが、根本からしっかりと入れないとこちらもうねり残しの原因にもなりますので美容師の技術力が大切‼️


二剤薬剤塗布


こちらで伸ばした髪を固定し、ながしたら縮毛矯正終了です。


失敗例からみるその後の対処法


失敗例①髪が引っかかる、ごわつく、チリつく


これは縮毛矯正をする際、

前処理がしっかりとされていなかった

強い薬剤を使用された

薬剤の塗布量が多かったり、放置時間が長かった

アイロンワークの温度設定が高かった 


などの原因からの失敗で髪に余計な負荷がかかりこのような結果になってしまうと思われます


対処法


ダメージが原因になりますので、サロントリートメントで修復をしていかなければなりません。一度のトリートメントでは完全に修復することは難しいので数ヶ月かけてこまめに修復していきます。


airで行っているトリートメントはこちらを参照にして下さい↓↓↓↓


https://www.air.st/sp/blog/entry34861.html

ただ【引っかかり】や【ごわつき】でしたら修復は可能な場合がありますが、【チリつき】に関しては極度のダメージの可能性があり、カットして行かなければ治らない場合があります。


失敗例②縮毛矯正をしたがうねりがとれていない。

こちらは

薬剤選定が甘く弱い薬剤で縮毛矯正を行なってしまった。

薬剤の塗布量が少なく、放置時間も短かった

アイロンワークが上手くいっていない


などが原因


うねりがとれていないという失敗例もよくある事例ですね。


対処法


縮毛矯正のかけ直しをしていきます。

ただ縮毛矯正をしたばかりだと髪の負担も大きいですし、もし失敗された美容室以外でかけ直したいのであれば、いつ縮毛矯正をしたかなどを担当美容師さんにお伝え下さい。

事前情報があるほど失敗しにくいです。


失敗例③真っ直ぐなりすぎて髪がツンツンになってしまった

こちらの原因は

毛先まで強い薬剤で縮毛矯正をしてしまった

アイロンワークをやり過ぎてしまった


などです。


髪が真っ直ぐになりすぎると丸みも出づらくヘアスタイルとしてよく見えませんね


対処法


毛先に低温デジタルパーマで自然な丸みをつけていきます。

ダメージ具合をみてのパーマとなりますので、状態によっては施術が不可能な場合もあります。

もしくは普段のスタイリングの際にストレートアイロンやカールアイロンで毛先に丸みをつけていくと良いでしょう。


縮毛矯正を失敗しないため気をつけるポイント


髪のダメージが元々強い方

ブリーチやちぢれ毛などで施術前からダメージが強い人はまずは担当美容師にしっかりと事前カウンセリングを受けておきましょう。縮毛矯正で失敗する可能性が高い髪の状態の方もいますので、しっかりと髪の現状をみてもらって縮毛矯正、もしくは他の方法で悩みを解決していきましょう


縮毛矯正直後に髪を結ばない

縮毛矯正をした24時間以内はストレートにした髪が固定されきってない状態になります。

髪を結んだり、帽子を被ったり、耳にかけたりすると髪がうねりやすいので控えましょう



セルフ縮毛矯正は絶対ダメ

縮毛矯正は美容師でもかなり技術力のいる施術です。薬剤も強いし、失敗する可能性は大です。自宅で自分でやることは絶対にオススメしません!


まとめ


いかがでしたでしょうか?


大前提としては縮毛矯正だけではなくどの施術も失敗しないことが一番です。


その為にもある程度知識をもっておくことも大切なのかなと思います!


僕達も日々さらに勉強してよりクオリティの高い仕上がりが出来るように頑張っていきます‼️

安田 英史

安田 英史

Written by:

立体感のあるスタイルにしたい、満足いくカラーにしたい、髪質をもっとよくしたい、傷んだ髪を修復したい、という方。お任せください☆透明感、色持ち、ツヤ感にとことん追求して施術致します!

 

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