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白髪染めって明るくできる?できない?そんな疑問にプロがお答えします!

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白髪染めって明るくできる?できない?そんな疑問にプロがお答えします!

池袋西武9階の美容室air池袋(エアー池袋)の竹内です。

今回お届けするのは誰しもが一度は疑問に思った事があるであろう疑問です!

もうタイトルで書いてしまっていますが『白髪染めは明るくできるの?できないの?』です。

現在大多数の方がカラーリングをされていると思いますが、白髪のないうちはお好みのカラーを心おきなく楽しむ事ができたと思います。

しかし白髪が生えてきてしまった場合はどうすれば良いのでしょう。

いつものカラーで大丈夫なのか…白髪染めに移行した方が良いのか…

ちょうどその時期に差し掛かっている方はさぞお悩みの事と思います。そんな方達のお悩みを少しでも解決できる糸口になればと思います

では早速進めて行きましょう!

①おしゃれ染め(ファッションカラー)と白髪染め(グレイカラー)の違い

はい、まずはここをざっくりと理解しておきましょう。

美容室で使用しているカラー剤や市販のカラー剤を含め髪を明るくしながら色味を入れていくカラー剤をアルカリカラー (酸化染料)といいます。

カラー剤にはこの他にも酸性染料、いわゆるヘアマニキュアなどもありますが今回の内容にはあまり関連性がないので割愛します。

カラー剤の種類を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

白髪染めの種類や、頻度などカラーリングに関する疑問にプロの美容師がお答えします!

白髪染めの種類や、頻度などカラーリングに関する疑問にプロの美容師がお答えします!

こんにちは、池袋西武9階の美容室air池袋(エアー池袋)の竹内です。 今回は皆さまが嫌でも避けて通れない白髪染めについてお話をしていきたいと思います。 air-OMIYAにご来店くださるお客様も白髪めに悩むお客様は沢山いらっしゃいます。 現在白髪染を既にしている方もいらっしゃると思いますが、そもそもおしゃれ染めやファッションカラーと言われるカラーと白髪染めやグレイカラーと呼ばれるカラーは何が違うのかなど、今更担当の美容師さんに聞きずらい事をご説明していきます。 それぞれのカラーの特徴などを理解した上で、担当の美容師さんと相談して一番合ったカラーを選んでいただければ幸いです。 【白髪染めの種類について】 まずお話ししたいのが白髪染めの種類ですが 大きく分けて ヘアカラー、ヘアマニュキュア、(カラートリートメント) となります。 まず1番ポピュラーな ◆ヘアカラー 多くの方はこのヘアカラーで染めていると思います。 まずへカラーのメリット、デメリットをご説明します。 【メリット】 ・カラーバリエーションが豊富で様々な表現ができる。 ・一度のカラーでしっかりと発色する(毛髪内部までしっかり染まる) ・色持ちが良い 【デメリット】 ・髪への負担がある。 ・頭皮がヒリヒリしたりかぶれる事がある。 といった感じでしょうか。 出典:DEMI ヘアカラーはおしゃれ染と白髪染め両方があり、簡単にいうと明るくクリアな色に染まるのがおしゃれ染めやファッションカラーと言われるものです。 一概にファッションカラーといえど、星の数ほどの色々なメーカーから発売されているので多少の処方の違いはあれど、クリアな発色をする為に色味が多く配合されていてブラウンがあまり配合されていない物が多いです。 白髪を染める為にはブラウンが必要なので、基本的には白髪はしっかりとは染まらないと言えます。 逆に白髪染めの場合は白髪をしっかりと染める為にブラウンが多く配合されています。 その為色味の割合がおしゃれ染めに比べて少なくなっています。すなわち基本的にはおしゃれ染めほどのクリアな発色はしにくいと言えます。
◆ヘアマニュキュア 【メリット】 ・一度で染まる(キューティクル、表面近くのコルテックスのみ染まる) ・髪や頭皮への負担がない。 ・髪をコートし艶が出やすい。 【デメリット】 ・髪色を明るくできない(白髪にしか色が付いて見えない) ・頭皮に付着すると色が落ちにくい(頭皮につけて塗れない、根元ギリギリからしか塗れない) ヘアマニキュアの場合は髪や頭皮に負担がかからないというところが最大のメリットだと思います。黒髪を明るくできないので白髪がある部分だけに色が付いて見えます。 また頭皮ギリギリからしか塗れない為に、根元1、2ミリは染まりが悪いと言えます。 ・(カラートリートメント) 普段のトリートメントと置き換えて使っていただく事で、徐々に染まっていく物になります。 こちらにつきましては様々な物が出回っていますが、サロンでのヘアカラーに弊害をきたす物もあり割愛させていただきます。 白髪染めはいつから始めればいいの? 白髪が生える時期は個人差がありますし、白髪をどの程度気にするかというのも個人差はあるかと思いますが 白髪を見つけた時点で検討しましょう 一本でも白髪があると疲れた印象や、実年齢よりも老けて見られてしまう事もあります。ご自身の精神衛生上も良くないと思いますのですぐに染めましょう。 白髪の量や、カラーの履歴、ご希望のお仕上がりなどを踏まえてご提案させていただきますのでご安心ください。 白髪染めの頻度はどれくらい? 髪の伸びる速度は1日に平均0,3〜0,5㎜伸びると言われています。 一ヶ月に約1〜1,5㎝伸びる事になります。 白髪の少ない方の場合は二ヶ月 白髪の多い方は一ヶ月 を目安に染めていただければと思います。 白髪が生えてきた時の対処方は?
基本的にはヘアカラーで染める事が1番だと考えます。 少量の白髪でしたらいつものカラーに少しだけ白髪染めをミックスする事で対処できる場合が多いです。 白髪になる原因に少し触れると ・遺伝的な要因 ・生活習慣やストレス ・病気によるもの などがあります。いずれも黒髮を形成する色素細胞(メラノサイト)に何らかの原因で不具合が生じ、メラニンを運ぶ事ができず白髪になっていると考えられます。 生活習慣を見直す事で、白髪予防や白髪だった髪が黒髮に戻るという事もありますが、一度白髪となって生えてきた髪が黒くなるという事はありませんでので染めてあげる必要があると思います。 いかがでしょうか? ご自身の白髪の量やなりたいイメージによって何で染めるかなど対処方は様々あると思います。 ではいざカラーリングをするとしてサロンで染めるのが1番良いんだろうけど、薬局などにも市販のカラー剤はたくさん売られているけど何が違うの?という疑問にお答えしたいと思います。 【サロンカラーとセルフカラーの違い】 まず髪の毛は同じ日本人でも太い、細い、硬い、柔らかい、多い、少ないなど様々だと思います。それを踏まえてサロンカラーとセルフカラーの差の出やすいアルカリカラーに注目してご説明します。 サロンカラー 私達プロの美容師はお客様にご希望の色をご提供する為に、髪質、白髪の量、今までのカラーリングやパーマなどの履歴、ダメージ度合いなど様々な事を考慮して今まで養ってきた知識と経験を元に数多のカラー剤の中から適切であると考える物を選びます。時には何種類かのカラー剤をミックスし理想の色を再現します。 ◆サロンカラーの薬剤の強さ わかりやすくご説明すると、カラー剤は髪を明るくし色を入れるものと色を入れるだけのものがあります(正確にはもっと細かく分類されます) 髪を明るくする力のあるものの方が髪への負担は大きくなります。また、色を入れるだけのものは最小限の負担で発色させます。 例えばカラーリングをしてから時間が経つと、根元の黒い髪が伸びてきますよね?そして毛先はカラー剤が褪色し明るくなってきていると思います。 この状態を前回カラーした時と同じ仕上がりにしたいとします。この場合根元の新しく伸びてきた黒髮は明るくし、色を入れていく必要がありますが中間〜毛先の明るく色が褪色している部分は明るくする必要がなく、色を入れるだけで綺麗に染まります。 つまり、髪に負担の大きい薬剤は根元の黒い髪だけに使用し、毛先は極力負担を抑えた薬で優しく染める事ができるという事です。 これからもダメージを気にする事なく、長くカラーリングを楽しんでいただける様に、ご希望の色をいかにダメージを抑えて再現できるかを常に考え薬剤選定をしています。 ◆薬剤の塗り分け、塗布量
次に薬剤の塗り分けですが、上記の薬剤の強さでもご説明しましたが、1度のカラーリングに強さの違うカラー剤を使用するという事は当然塗り分けが必要になってきます。 黒髮の部分と既にカラー履歴があり明るい部分がうまく馴染む様にテクニックを駆使します。また、髪は明るくなりやすい生え際や頭頂部、明るくなりずらい襟足やもみあげといった様に場所によってカラー剤の反応が違います。 それを踏まえ同じ薬でも塗布量を場所によって調節する事で均一な仕上がりを目指します。 いかがですか?色々な事にこだわって美容師はカラーリングをしています。 それでは実際のお客様をカラーリングさせていただいた時の仕上がりをご紹介します。 こちらがBefore 根元の白髪がちらほらと出てきていますね。全体も褪色がありオレンジ味を感じます。 ではAfterをどうぞ。 いかがでしょうか? 今回はなるべく暗くならない様に透明感を出して施術しました。 オレンジ味も抑えられていますよね。 この程度の明るさであれば白髪をカバーする事もできます。是非ご参考までに。 では次回、セルフカラーについてご説明したいと思います!お楽しみに!
airでは様々なご要望、デザインを実現する為にカラー剤も豊富に取り扱っております。 白髪の量やご希望のデザインに合わせた技術を提供させていただきますので、何なりとご相談下さい。 【ご新規のお客様限定のお得なクーポン】 竹内で予約を取る このスタイリストの口コミ いつも白髪染めとトリートメントをお願いしていましたが今回はカットもしていただきました。夏の間は伸ばしっぱなしだったので少しカットしてもらっただけでも扱いやすくなったと思います。柔軟に対応して頂きありがとうございいました。また宜しくお願いします。
いつもお世話になっております。 中途半端な要望でも、私のボサボサ頭をいつも綺麗にしてくださり、ありがとうございます。周りの評価も高いのでいつも満足しております。 カットのディティールからパーマのニュアンス、髪質に合わせてカラーを調整していただき、敢えて技術に関してこちらが何か言う必要は御座いません。 さらに、美容師さん一人一人、雰囲気作りを心がけており、居心地がいいです。 またボサボサ頭になったらよろしくお願い致します。
ショートボブにしたくて、ショートやボブを得意とされているスタイリストさんにお願いしました。本当にお上手で、短い時間でとてもキレイにカットしてくれました。教えてもらった通りに乾かすだけで、きちんともとまってくれるのも感動です。 すごく暑い日に電車に乗って出掛けるのが億劫でしたが、行って良かったです!コロナ対策をきちんとされていたのも、すごく安心できました。 ありがとうございました。

基本的におしゃれ染めも白髪染めも髪の染まる仕組みは同じです。

では何が違うかというとブラウンの配合量です。

サロンでも人気のアッシュ系の色味で比べてみましょう。

おしゃれ染めは透明感のある色味に対して、白髪染めは濁った色に見えますね。

はい、ここがポイントです!

おしゃれ染めは鮮やかな発色の為にブラウンはほとんど配合されておらず、色味重視です。

それに比べ白髪染めは白髪を染める為にブラウンが沢山配合されています。


その違いがどう影響してくるかというと

おしゃれ染め(ブラウン無し):ある程度ビビットな色まで幅広くカバー。白髪は染まりません。良くも悪くも2ヶ月後くらいには次のカラーに影響がないくらいには褪色している。

白髪染め(ブラウン有り):白髪を染める為のブラウンが多く配合されていることもあり基本的にはブラウンベースの色味。鮮やかな色味の表現には向かない。色味ちが凄く良い。暗めの色だとより色持ちする。その為にカラーチェンジを頻繁にする事は、場合によっては難しい。

と言った感じです。

これを踏まえ、明るく白髪染めをしていきたいという方に特に注意してほしい事がありますのでご説明させていただきます。

②白髪染めをする際に注意してほしい事。

これからご説明する事はあくまで明るめに白髪を染めたいという方に向けてです。

上記で説明させていただきましたが、白髪染めには白髪を染める為に沢山のブラウンが配合されています。そして良く言えば色味ちが良く、悪く言えば簡単には褪色しません。

ですので安易に暗い白髪染めをする事は絶対に避けてください。

1度白髪染めにより暗くなってしまった髪色を明るくする事はかなり困難です。明るくするにはブリーチを使用するケースや、少しづつ明るくしていくパターンなどダメージを伴う事や途方もない時間がかかる事になってしまいますので注意が必要です。

もし暗めの白髪染めで染める場合は、今後髪を明るくする予定がないかなどお後の予定を考慮して施術する事をおすすめします。

③明るい白髪染め

では本題の明るい白髪染めですが、結論から言うと明るい白髪染めは可能です。

ただ難しいのが明るさもありつつ、透明感のある仕上がりとなると話は別です。

薬剤の進化は著しく、明るい仕上がりでも白髪をカバーできるカラー剤もあります。しかしどうしてもナチュラルな仕上がりになるものが多く、おしゃれ染めの様な仕上がりを求める方にはパンチが今一つと感じる方が多いと思います。

その為に、ハイライトを駆使し明るい部分を作った上でさらに色を重ねるという施術方法があったりするんですね。明るい部分に色を乗せると透明感のある仕上がりになるんですよね。

しかしもっとシンプルに明るく透明感もある仕上がりを目指す事もできるんです。

それはどんな方法かと言うと

白髪の気になる根元は白髪染め+毛先は明るめのおしゃれ染めで染める。そしてそれを繰り返す。ですっ!!

え、それだけでいいの?と思った方!はい、大丈夫です!

カラーは明るめの同系色の色で染め続ける事で、染める度に少しづつ日本人特有の赤味を削りながら透明感のある仕上がりになっていきます。

施術例】

では実際に担当させていただいているお客様の施術を紹介したいと思います。このお客様は白髪はしっかりと染めてほしいけど、髪色は明るくしたいとのオーダーです。計画的にカラーを重ねていく事で最終的に透明感のある寒色系の仕上がりにするという方向性で施術をさせていただいています。

白髪がちらほらと目立って来ていますね。

染める前がこの程度の明るさです。

この状態で根元は白髪染め+毛先は明るめのおしゃれ染めで染めていきます。

では仕上がりをみてみましょう。

はい。そこそこの透明感は出ていますが、明るさがもう少しほしいですね(個人的に)

ではここからご来店3回目の状態です。

はじめに染めた時よりも随分明るくなって来ていますね。前回の寒色系のカラーも少し残っていて良い感じにベースが整いつつあります。

ではここにオンカラーです!

仕上がりがこちら。

いかがでしょうか?

抜群の透明感だと思います!

そしてもちろん白髪もしっかりと染まっています。ここまでくればもう安心です。定期的にカラーを重ねていく事でクオリティーはさらに高まります。

④白髪染めQ&A

ここではよくある質問に答えていこうと思います。

Q:白髪が目立たない明るいカラーは?

A:グレー系やベージュ系のカラーが白髪と馴染みやすくお勧めです。

僕はほとんどグレーやベージュで染める事が多いです。

嫌な赤みも抑えられて良いですよ。

Q:市販のカラー剤でも明るくできるの?

A:できない事はないかもしれませんがお勧めしません。

今回ご紹介した施術のように根元と毛先を塗り分ける事はセルフでは難しいですし、ダメージが心配です。

サロンカラーの場合は髪の状態など様々な事を考慮した上で知識と経験からカラー剤の調合をします。

正直なところ市販のカラー剤で今回の様な仕上がりにする自信は僕にはありません…

サロンでは修正が難しい状態に陥る可能性もありますのでプロに任せる事をお勧めします。

Q:白髪染めで1番明るいトーンはいくつですか?

A:カラー剤も様々なメーカーさんがありますので何ともですが、当店では現状12トーンです。

皆さんご存知の通り白髪染めは暗いトーンの方が白髪はしっかりと染まり、明るくなれば薄染まりになります。

12トーンで染めた場合は白髪は染まりきらずに馴染む程度です。

ヘアカラーは根元が暗く毛先が明るいという様に明るさがグラデーションになっていれば違和感を感じませんので、根元は白髪の染まる程度の明るさにして、毛先を明るめのお洒落染めで染める事で白髪もカバーしつつ明るめのカラーを実現できると思います。

⑤まとめ

今回は明るい白髪染めについて書かせていただきました。明るい白髪染めにも色々とやり方はありますが、目標の明るさになるまでを楽しみながらシンプルな工程でブレずに続けていく事でこの様な仕上がりを目指す事もできます。

注意点があるとずればカラーリングの間隔が開きすぎると染料が抜けきってしまい色を重ねていくという意味が無くなってしまうという事位でしょうか。できれば2ヶ月以上間隔を開けるのは避けていただきたいです。

イメージの色にその日にしたい!!その気持ちは痛いほどわかるのですが、担当の美容師さんを信じて計画的に目標の仕上がりを目指してみてはいかがでしょう!

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竹内 聡

竹内 聡

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