縮毛矯正とストレートパーマの違いを徹底解説
2020/11/26
総合TOP>LOVEST 二子玉川 by air美容院(美容室)>パーマ>縮毛矯正とストレートパーマの違いを徹底解説
2020/11/26
こんにちは、
二子玉川駅から徒歩3分にある美容室
LOVEST二子玉川
スタイリストの安藤です。
だんだんと朝晩の寒さが身に染みてきましたね。よく秋節のことを「秋の日は釣瓶落とし」と言って、井戸の釣瓶は手を離すとすぐに井戸の底へと落ちてしまうという事柄からこの季節の日が暮れる早さを喩えた言い方を聞いたことがあるのではないでしょうか。寒暖差が激しい今日この頃ですがどうぞお身体にはご自愛下さい。
さて、今日はタイトルの通り
縮毛矯正とストレートパーマの違い
についてになります。
縮毛矯正とストレートパーマの施術の大きな違いは使う薬剤も違ってきますが、上の表でも解るように途中でストレートアイロンを使うか否かが大きな違いになっているようですね。ストレートアイロンを使う場合、髪をパネルごとに細分化して引き出してプレスするため施術時間の差がここで生じてしまいます。
何もしていない状態でクセの強さや部位、髪質を確認いたします。更にカラーの履歴や前回のストレートパーマの履歴、デジタルパーマの有無など、感触だけでは判らないこともありますので十分にヒアリングもさせていただいて、髪の状態を正しく把握していきます。日常的にスタイリングする時はアイロンを使うかどうかも聞いておきましょう。
シャンプー後タオルで余分な水分を吸収させてから改めてウェットの状態でもクセのチェックをします。ドライな状態では見えなかったクセが濡らすことによって出てくることもあるからです。
薬剤を塗布していきます。均一になるように指でよくなめし薬の塗布ムラが無くなるように注意します。この時、クセが伸びにくい部位から塗布していくように進めていきます。
全体に塗布し終えたら薬剤が浸透するまで時間をおきます。薬が乾いてしまうと効果が低下したり、エアコンの影響で薬の反応速度が変化してしまわないようラップをして保護します。
薬剤が効いてきたら一旦シャンプーをして1剤をしっかり流します。流し終えたらドライヤーで乾かしアイロンでプレスしていきます。ここでは髪を引っ張ってのばしていく事が目的ではなく、あくまでもアイロンの熱によってくせ毛をのばしていくことが重要なので、均一に熱が伝わるようにしていくため丁寧な作業が求められます。
2剤は1剤を塗ったところに必ず塗り残しが無いようにしっかりと塗布していきます。2剤が塗れていなかった場合、髪へのダメージが出てしまうことがあるので慎重に進めていきましょう。
2剤を充分に洗い流し、トリートメントをしてダメージから髪を保護しつつドライ。セルフスタイリング方法や日ごろのケアの方法をアドバイスしながら仕上げていきましょう。最後にお客様にも触っていただき、手触りや仕上がりの良さを実感していただいてもらうことで、より信頼感が高まることに繋がってきます。
縮毛矯正は毛量や施術部分の長さにもよりますが、おおよそ2時間から3時間ぐらいは見ておいた方が良いでしょう。一方ストレートパーマは第1剤を流した後、そのまま第2剤を塗布する場合とブローしてから塗布する場合とでも違ってきますが、おおよそ1時間から1時間30分ぐらいが一つの目安かと思います
上の写真のモデルさんは、約1年前に全体的に縮毛矯正をしておりました。ただ、顔周りの部分だけは半年ほど前に縮毛矯正を部分的に施術したとのことで薬剤の塗布もリタッチ幅に合わせて塗り分けて施術させていただきました。
上の写真のモデルさんは、半年程前に縮毛矯正をしたのですがすぐにとれてしまいストレートをした感じがしなかった。そしてその半年前にもかけたそうなのですがその時もあまり綺麗にならなかったとのことで、今回は前回、前々回の縮毛矯正の弱い部分まで一気に綺麗にしちゃいました。ダメージを極力抑えるために今回は通常よりも縮毛矯正をする前のプレトリートメントでしっかり補修、縮毛矯正後のアフタートリートメントで更に補修して傷みを軽減させて施術させていただいたので仕上がりの手触りがとてもなめらかになりました。
上の写真のもデルさんは3ヶ月ぐらい前にもストレートパーマをしておりますが、中間位にクセの戻りが認められます。今回は中間から毛先にかけて、CMCトリートメントと高濃度ケラチントリートメントをして保護し、全体的にストレートパーマをかけさせていただきました。施術途中でアイロン は使わずにツインブラシという特殊なブラシを使ってブローでクセをのばしてみました。作業時間は1時間ちょっとで終わりましたのでかなりスピーディーに仕上がりました。
強いくせ毛に悩んでいた方も縮毛矯正をすることによっていつだってサラサラストレートに変身。今まで毎朝くせ毛をストレートアイロンで伸ばしても、雨が降ったり汗をかいたりするとせっかく伸ばしてきれいになった髪も元のくせ毛に戻ってしまうということが無くなりサラサラストレートヘアのまま維持出来ます。
強い風が吹いて髪がバサバサになったとしても手ぐしで元通りのまとまりとツヤを再現することができます。髪質に合った薬剤選定とアイロンの温度設定によってうねりの強かったくせ毛を光沢のあるストレートヘアに変身させてくれます。
一度縮毛矯正をかけておけば、髪を乾かすだけでまとまりのあるサラサラツヤツヤストレートヘアになります。難しい乾かし方やスタイリング方法は必要なくなります。
縮毛矯正に比べてダメージが低い。髪のボリュームを抑えたい時などにストレートパーマをすることによって自然に抑えることができます。また髪が伸びてきた時も自然にストレートパーマの効力が落ちてきてくれるためとても扱いやすいです。
今までやっていたウェーブパーマを元の素の髪に戻したい時に有効です。髪への負担も少なく短時間でかけられ、金額的にもリーズナブルに設定しているお店が多いと思います。
縮毛矯正ほど強くくせ毛を伸ばせるわけではないので、自然な仕上がりになります。ただ、ストレートパーマと言っても真っ直ぐになるわけではなくゆるくくせ毛が残ります。それが、自然な立ちあがりとなるため縮毛矯正に比べたらふんわりと見えやすいでしょう。
髪は1ヶ月で1〜1.5cm伸びてきます。縮毛矯正をすると強いクセ毛も一気にさらっさらになりますが、半永久的に真っ直ぐになります。そこで2ヶ月、3ヶ月と月日が経つと髪の根元は3cm、4cmと伸びてきます。分け目がある場合は片側に3〜4cm伸びることにより両側合わせるともっと広い部分にくせ毛が目立ってきてしまいます。伸びてきた髪は縮毛矯正をしていないので元のくせ毛のままです。その境目の差に気になってしまうことがあります。
最近ではだいぶ薬剤が進化してきてダメージの軽減はしていますが、それでも強いくせ毛をストレートにするためどうしても髪への負担はかかってしまいます。
一度縮毛矯正をかけてしまうとその後、パーマをかけることが困難になってきます。大抵の場合はパーマを断られることが多いと思います。担当する美容師さんとよく相談して判断してもらった方が良いでしょう。
縮毛矯正をかけた髪はサラサラでツヤツヤですが、アイロンなどコテを使ってウェーブやカールをつけたとしてもその時の湿度や巻く強さによって早くとれてしまうことが多いです。
お店によってバラツキがありますが、他のメニューに比べて金額の設定は高くなっています。
薬剤を塗布したり、流したり、乾かしたり、ストレートアイロンで挟んで伸ばしたりと工程が多いためどうしても時間がかかってしまいます。
くせ毛と言っても強い部分弱い部分があり、弱いところはクセが伸びたとしても強い部分は残ってしまうためサラッサラのストレートヘアにするのは難しい
半永久的では無いため、クセの強さにもよりますが徐々にくせ毛に戻ってきてしまう。乾かしただけでは真っ直ぐになりずらいためブローなどして伸ばす必要が出てくる。
人それぞれ髪質は千差万別です。
縮毛矯正やストレートパーマで失敗するととても大変、かからなかった場合はまだやり直すことができますが、かかり過ぎてしまった場合は最終的に切るしかなくなってしまう可能性があります。
担当する美容師さんとしっかりとコミニケーションをとって自分に合った選択ができるように納得できるまでカウンセリングしてもらいましょう。
[{'type'=>'reserve_shop','id'=>'10','reserve_id'=>'2' }]
Copyright© 2025 All rights reserved.