白髪多めの白髪ぼかし
2024/03/21
皆さんこんにちは。
池袋駅直結、西武池袋本店９階の美容室【air池袋】の竹内です。
何かと見聞きする事が多くなった脱白髪染めや白髪ぼかしという施術。
でも私は白髪が多いし向いているのか分からないという方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は白髪が多めの方に白髪ぼかしを施術するとどのような感じになるのかお届けしたいと思います。
是非最後までお付き合い下さいませ。
①そもそも白髪ぼかしとは
白髪ぼかしとは、ブリーチを使用したハイライト（メッシュ）を全体に入れる事で白髪に近い色を意図的に増やした後に、白髪染めを使わずに敢えてお洒落染めで染める事で白髪とハイライトが馴染みどれが白髪だったのかわかりづらくなるという施術です。
ただ明確な定義はないので、美容師さんそれぞれという側面もあります。
お洒落染めを使う事から『脱白髪染め』という表現も見かけますよね。
・しっかり白髪を染める訳ではないので、根元の白髪が伸びてきても気になりづらい。
・ハイライトで白髪は目立たなくなり、デザインとしてもお洒落に見える。
・お洒落染めを使うので、色の表現が豊富。白髪があっても様々な色に挑戦できる。
などのメリットがあります。
②白髪ぼかしと白髪量の関係
では白髪ぼかしはどの位の白髪量まで対応できるのかというと白髪量８０%程度だと思います。
それ以上の白髪量になってくると、ハイライトを入れても白髪と完全に馴染んでしまいどれがハイライトだったのか分からなくなります。
白髪の占める割合が少ないうちは少し太めのデザイン重視のハイライトも良いと思います。
白髪が増えてくるにつれて、細かく多目にハイライトを入れる事でより白髪が馴染みやすくなります。
８０%以上を白髪が占める場合は白髪そのものを生かすカラーがおすすめです。
③白髪多めの方の白髪ぼかしハイライト
では本題の白髪多めの方の白髪ぼかしはどんな仕上がりになるのでしょうか？
今回のモデルさんはこんな感じです。
中々の白髪の量ですね。
特に表面に白髪が多く７０〜８０%ほどです。
内側は表面よりも少なく、４０%〜といったところでしょうか。
白髪の分布も少しムラがありますので、白髪の多い少ないでハイライトを入れる量を調整し均一に見える様にしていきます。
はい、ハイライトが入りました。
良い感じですね。
ここで1度シャンプーします。
そしてお後に白髪染めではなく、お洒落染めで染めていきます。
どんな感じに仕上がったのでしょうか？
はい、こちらが仕上がりでございます。
白髪馴染みに良い、寒色系のベージュで染めました。
白髪が多いからこそ表現できる透明感のある仕上がりです。
とても柔らかい印象になりました。
内側の馴染みもいいですね。
デザインとしても素敵です。
④まとめ
ここまでお疲れ様でした。
今回は白髪多めの方の白髪ぼかしをご紹介しました。
白髪がある程度多くても白髪ぼかしを施術する事はできますし、色味にもよりますが柔らかい印象に仕上がります。
普通に白髪染めをするよりもぼかしの効果で伸びてきた白髪が気になりずらいですし、おしゃれ染めを使用しますので色味もきれいにでます。
白髪が多いけどおしゃれにカラーを楽しみたい、染めないでグレイカラーにするのは少し抵抗があるという方は選択肢になるのではないでしょうか？
白髪の量が80%を超えてきた場合は、ハイライトを入れずにありのままの白髪の上におしゃれ染めで染めるという方法もあります。
白髪があるから白髪染めをしなければいけないという感覚も随分薄れてきているように感じます。
白髪が生えてくれば何らかで染める方が多い中で、せっかく染めるなら楽しみながら染めたいものですよね。
是非白髪にお悩みの方の一助になれば幸いです。
では今回はここまで！
また次の記事でお会いしましょう。
