【スロウカラー決定版】Smoke スモークの色持ちで、透明感ボブカラー
2021/07/05
大人気ブランド、スロウカラーの存在はご存知でしょうか？
日本人の髪、特有の赤み、オレンジみを打ち消してくれる、まさに透明感を武器にしたカラー剤です。
その中で、どうしても紹介したい物があるので、
港区新橋駅から徒歩１分の立地にある、ガラス張りの開放的な店内が人気の美容室、
air-GNIZA tower 久本芳生
が、ご紹介します。
日本人の髪、特有の赤みって何？
まずはヘアカラーの構造と髪の毛の性質を理解して欲しいので、簡単にお伝えします。
ちょっと勉強になりますので、頭をリラックスさせて読んで下さい。
世間一般で最も多いヘアカラー、それはアルカリ性と呼ばれるヘアカラーです。その働きは、２つの作用を同時に進めていきます。
簡単に言うと、髪の毛の色を抜いて色を入れていきます。一回アルカリの力で色を抜いて(削って)から、酸化の力で色を入れます。
なので、あの放置タイムが必要になってきます。
そして、私達日本人がもともと持っている髪の毛の性質というと、ほとんどの人の髪の毛が黒いということはわかると思います。
あなたの周りを見渡せば一目瞭然。
ヘアカラーをしている人は無しですよ！
この黒髪は日本人というか、アジア人に多いですよね。
欧米人はどうでしょう？
地域によって違いはありますが、恐らく髪の毛が明るい人も沢山いますよね。
日本人でもたま～に例外で明るい人もいますが、今はその他大勢の黒髪の話をしていきます。
では、なぜ特有の赤みがあると言われるのか？
これにはこんなカラクリがあります。
それは "メラニン色素" のバランスの問題にあります。メラニン色素とは髪の毛の中に入っている色を識別させる成分の事です。
大事な内容なので解説しますが、大きく分けると以下の、
ユーメラニン 青みが強い 壊れやすい
フェオメラニン 赤みが強い 壊れづらい
と言われる２種類に別けられるのですが、日本人と欧米人はこの２つメラニンのバランスが違います。
ユーメラニンの割合は、
日本人が多く、欧米人が少ない。
逆に、フェオメラニンの割合は、
日本人が少なく、欧米人が多い。
そうそう、逆のイメージですよね。
そして黒髪のユーメラニンに多く含まれている青なんですが、
実はこの青、とっても壊れやすいのです。
そしてフェオメラニンは赤を多く含むので、傷みに強い。
何となく理解していただけますか？
ユーメラニンの青の成分はヘアカラーをするとすぐに削られてしまうのです。青から削られて、赤が残るのです。
もともと赤を多く持っている訳じゃ無くて、青の色素がすぐ削れてしまう事が、「赤みが強い」って思っている本当の原因だったのです。
ちょっと難しくなってきました(笑)
スミマセン、もう少し☺️
もくじでもあったように特有の赤みとは、ヘアカラーをする事により、もたらされたイメージなんです。
青が削られて、赤が残ってしまう。
色を入れて時間が経ち、色が抜けて来たら赤みが残る。
その髪の毛の特長をわかった上で、ヘアカラーを選定していく必要があります。
スロウカラーの特長
スロウカラーの特長は何と言ってもそのベースカラーにあります。
赤み、濁り、暗さ、、、
ここを徹底的に削るために高いアルカリほ力を使います。
その分、不要な要素をそぎ落とし、シアーブルーを多く含ませ、濃い色を入れるので透明感と深みが生まれるのです。
そしてこれも大事ですよね、
【艶】
これはベースカラーに加水分解シルクと三種類のオーガニックオイルを配合。
髪にしっかり潤いを与えます。
まさに最強のハイブリッド。
Smoke スモークの"色持ち"が最強過ぎた
スロウカラーのラインの中に、
【SMOKE スモーク】
という名の種類があります。
僕が今回、一番推したいのはこれ。
数々のカラーを使ってたどり着いたのが、このスモークの安定感である。
これは、ただの青みだけではない、スモーク独自の発色メカニズムがあるんです。
それは透明感を出すシアーブルーに黒く沈まないブラックチャコールを絶妙に配合。
できるだけ透明感を損なわずに深みを表現します。
となると何が起こるのか？
それは、色持ちが良い！
うん、最強。
今のヘアカラーの流れは、まさに透明感だけを追っているのですが、その透明感を追求するとどうしても"色持ち"が気になります。
単純に、すぐ色が抜ける。
退色が早いんです。
でも、確かに透明感は半端ないのでそれが悪い訳ではありません。
しかし、
思い出して下さい。
ちゃんと振り返って下さい。
先程、カラー剤と髪の毛の成分の説明した、退色してくると出てくるあの、
赤み
の事です。
それを色持ちの良いスモークで解決しましょう！
スモークを使った☆ボブカラー☆
※画像付き
では、どんなカラーなのか、ちゃんと画像で紹介したいと思います。
しかも、お洒落な【ボブ】のモデルさんで、
なんと、色別でお見せします。
明るさは少し差があるのですが、髪の毛の長さでカラーのイメージが変わるので、あえてお洒落なボブで統一させて頂きました。
しかも、この深み透明感はボブが１番似合います。
最初は、【スモーキーアッシュ】
アッシュをさらにくすませて、深みを出す事により、艶と透明感を同時に表現。
光を透けさせ過ぎないのが、艶出しの極意。
続きまして、【スモーキーベージュ】
ベージュは柔らかさそのもの。
相手に優しいイメージを持たせたい！
そんなあなたにおすすめです。
さらに【スモーキーマット】
マット(緑系)は少しクールな印象を与えます。しかし、その強さは大人女性の魅力をグッと引き出してくれるので、大人の味方です。
最後に【スモーキーモノトーン】
な～んか名前がダサいですが(笑)
僕のイチオシはこの無彩色、モノトーンでございます。スモークとの相性も良し、適度に透けて、適度な色持ち。是非、試して下さい！
最後に
いかがでしたか？
僕も長年美容師を続けて来て、沢山の薬剤を触り、トライし、その経験でカラーやトリートメント等の開発に関わり、更に知識を増やして来ました。
それぞれの悩みを引き出して、解決する。
ただ、そこだけを追求しています。
だから、オススメするにもちゃんとした理論的な理由があります。
このスロウカラーのコンセプト、
スロウとは、
「いらないものを脱ぎ捨てて、意識をすっと解放する」
そうなんです。
必要なのは、
誰でもない、私になる。
